MENU
  • HOME
  • お問い合わせ
  • HOME
  • お問い合わせ

取材日: 2026年08月07日

愛知県豊橋市 トヨタネ株式会社 研究農場視察

愛知県豊橋市に本社を構えるトヨタネ株式会社の研究農場を視察しました。トヨタネは、種苗やビニールハウス、栽培システムなど幅広い農業資材を取り扱い、地域の生産者に向けて日々新しい技術や資材の研究・提案を行っています。

研究農場は、品種比較や栽培方法の実証を通じて、現場のニーズに応える情報発信基地として機能しており、生産者の高付加価値化を支援しています。最新の農業資材や栽培技術に触れられる現場の様子を、ぜひご覧ください。

研究農場の概要

【施設名】

トヨタネ株式会社 研究農場

【所在地】

住所:愛知県豊橋市東高田町371 TEL:0532-41-2007

【取り組み】

品種比較試験・栽培試験・商品開発・環境制御機器の実証・農場見学・研修制度

【栽培作物】

露地:キャベツ、ブロッコリー、トウモロコシ  18アール  

施設:トマト、ミニトマト、アールスメロン、キュウリ、イチゴ、アスパラガス 48アール

 

研究農場事務所
研究農場ハウス

品種比較試験

トヨタネ株式会社の研究農場では、創業当初から種苗メーカー各社の品種栽培・展示を行っています。同一条件で栽培することで、カタログだけでは分かりにくい品種ごとの特性や生育状況を実際に比較し、お客様の作型や栽培方法に最適な品種選定をサポートしています。

露地ではキャベツ・ブロッコリー・とうもろこしなど、施設ではトマト・ミニトマト・アールスメロン・きゅうり・いちごなど、ご当地で栽培される主要品目のほとんどを試験対象とし、年間を通じて多様な比較試験を実施しています。

こうした取り組みにより、各品種の実際の生育や収穫特性、時期ごとの適応性など、現場目線の情報を生産者へ発信し、高付加価値な農業経営を支援しています。

トマトの品種試験
ミニトマトの品種試験

品種検討後の提案

トヨタネ株式会社の研究農場では、キャベツだけでも地域の作型(栽培体系)に合わせて年間5作型、品種数にして約100種類以上の栽培試験を実施しています。季節ごとに異なる気候や生育条件に対応した品種を比較することで、カタログやメーカー情報だけでは分かりにくい特性(耐暑性・耐寒性・病害抵抗性・収穫時期・品質など)を現場で検証しています。

こうした試験は、種苗メーカー単独では難しい「同一条件下での多品種比較」や「地域の気候・土壌に即した品種選定」を可能にし、生産者の作型や栽培方法に最適な品種提案につながっています。

例えば、愛知県の標準作型に合わせて、秋冬どり・春どり・夏どりなど、各季節に適した品種を選定し、実際の生育や収穫データをもとに、現場目線での情報発信を行っています。
これにより、生産者は地域の気候や栽培環境に合ったキャベツ品種を選ぶことができ、安定した収量や品質向上、高付加価値化を実現しています。

キャベツの作型提案
キャベツの品種試験

栽培試験施設の運用

お客様の圃場で発生している課題を解決するため、トヨタネの研究農場では現場に即した栽培試験を実施しています。近年は異常気象による影響が大きく、現地で起きているさまざまな問題や課題に対応するため、気候変動や環境ストレスに強い品種や栽培技術の検証を積極的に行っています。

また、持ち込まれる施設機器やBS資材(バイオスティミュラント等)の性能評価や実証試験も実施し、現場での効果や使い方を検証しています。
これらの試験結果をもとに、商品開発や既存商品の改良にも取り組み、実際の栽培データを活用することで、より精度の高い商品提案や開発の柱となっています。

トヨタネは、農業資材全般の専門知識と現場での実証を組み合わせ、生産者のニーズに応える新しい価値創造を目指しています。

 

栽培圃場
開発商品の展示
環境制御モニタリング

施設・研修制度の運用

トヨタネ研究農場では、農場見学に加え、研修制度を実施しております。見学につきましては、いつでも、どなたでもご見学いただけます。露地野菜や施設野菜の栽培試験、最新の農業資材の展示など、現場の取り組みを直接ご覧いただけるのが特徴です。専門スタッフによる案内や説明も可能ですので、ご希望の場合は事前にご連絡いただくと、より充実した見学が可能です。

研修制度につきましては、就農を目指す方はもちろん、企業様の農業研修や農業に興味を持っている方まで、幅広くご利用いただけます。研修の期間や内容は、ご希望や目的をヒアリングしながら個別に設定いたします。例えば、トマトやメロンなどの施設園芸、露地野菜の栽培管理、最新資材の活用法など、実践的な内容を学ぶことができます。

また、研修を受けた方が実際に栽培を体験できるハウスもご利用いただけます。現場での実践を通じて、より深い知識と技術を身につけることが可能です。料金につきましては、研修の期間や内容によって異なります。詳細はトヨタネ研究農場までお気軽にお問い合わせください。


編集者コメント

今回、愛知県豊橋市に本社を構えるトヨタネ株式会社の研究農場を視察し、現場での取り組みや最新の農業資材・技術に直接触れることができ、大変有意義な時間となりました。

特に印象的だったのは、【品種比較試験の徹底ぶり】です。カタログやメーカー情報だけでは分かりにくい品種ごとの特性を、同一条件下で実際に比較・検証している様子は、まさに「現場目線」の情報発信基地だと感じました。キャベツだけでも年間5作型、100種類以上を試験し、地域の気候や作型に合わせた最適な品種提案を行っている点は、生産者にとって大きな安心材料だと思います。

また、気候変動や環境ストレスに強い品種・技術の検証、バイオスティミュラント等の新資材の実証試験など、時代の変化や現場の課題に即応する姿勢も非常に印象的でした。単なる資材の販売にとどまらず、実際の栽培データをもとに商品開発や改良にも積極的に取り組んでいる点に、トヨタネの「現場主義」と「課題解決力」を強く感じました。

総じて、トヨタネ研究農場は、地域農業の発展に欠かせない存在だと実感しました。今後も現場発の情報や技術提案に注目していきたいと思います。

取材協力企業

トヨタネ株式会社

https://www.toyotane.co.jp/
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次